2009年03月
2009年北海道★氷点下に咲く月
3泊4日の今回の旅、
一泊目のお宿は北海道北見市留辺蘂(るべしべ)町温根湯温泉地区にある
温根湯ホテル 四季平安の館です。
温根(オンネ)とはアイヌ語で大きなお湯という意味だそうです。
上の写真はこの温泉街の朝の風景ですが、
いい具合に寂(さび)れています(笑)
このホテルには日本国内でも指折りの名湯があるそうなのです。
夕食の時間までまだ少し余裕がありますので、さっそくその温泉を満喫しに行って見ることに。
このホテルのHPによると温泉は結構広く、男女の浴室の合計は露天風呂を含めて8つあるそうです。
そのなかでも特別なのが、カバノアナタケ湯というもの!
カバノアナタケ?
なんじゃ?そりゃ?
北海道の白樺に自生するとてもとっても珍しいキノコで、免疫力を高める効果があり
糖尿病やアトピーにも効果があると言われます。
そのなかでも特に注目を集めているのが、ガンにも効く!ということでしょう。
北海道の先住民族であるアイヌの中でも薬として重宝していたようです。
さっそくこのお湯に入ってみることに。
少し暗めの照明だったことも手伝ってか、お湯の色は薄いコーヒーみたいな薄褐色。
お湯の中にも黒い浮遊物があります。これがカバノアナタケかな?
湯船に肩までつかって、ゆ~っくり、リラックス。
ああ、なんだか効能がじんわりと身体に沁み込んで来ているような気がします。
お湯から上がったら、ちゃんとお湯を流さないと白い下着の場合、色移りがするので注意が
必要と、壁に注意書きがしてありました。
そして温泉のお約束、露天風呂に行ってみました。
2重扉をはさんだ外の世界は氷点下の世界。
たぶん-4℃くらいなのだと思いますが、身体からは一気に湯気があがり熱が奪われます。
熱い露天風呂に身を沈める時、寒さにこわばった身体が解きほぐされて行きます。
ふと見上げると、ホテルの建物と植木の間から漆黒の空が見えました。
そこにはぽっかりとお月様。
氷点下の空に浮かんだ月は少しばかりの星を携え、あたりをほんのり照らしています。
なんとも風情のある露天風呂でした。
真冬の北海道での露天風呂に入ると、洗ったばかりの髪の毛が凍りつく事があります。
スーパーサイヤ人か!?
って感じで、ピーンと立ったまんまになるのですが、今夜の-4℃くらいではならないようです。
さて、温泉の後はもう一つのお楽しみ、夕食です。
私たち飲んだくれオヤジたちは、またさっそく
これです(笑)
今夜の料理は
火をつけてしばらくすると表面が固まって湯葉が出来ます。
それを食し、火が消えるまでまっていると今度は豆腐になってきました。
メインは海鮮鍋。ちょっと寂しいような気がしますね(笑)
ま、ツアー旅行の食事ですから、こんなもんか。
食事の後、この辺の夜は外に飲みに行くにも命がけですので
ホテルの中でのんびりする事に。
旅一座の演劇があってましたので見に行きました。
写真は遠慮して撮りませんでしたが、内容はもちろん時代劇で、
ヤクザもんがまっとうな人生をやり直そうとしていた時、昔の弱みを握られて
また極道の世界に引き戻されていく、みたいなストーリーです。
ま、むかしっから日本人の大好きな(笑)お涙ちょうだい劇ですね。
最後まで見たわけではありませんが、長いセリフを最初から終わりまで良く憶えているな~と
妙に感心もしたりして。
ま、一年中練習と本番を繰り返しているわけですから
身体に染み込んでしまうと言っていいほど頭に残るんでしょうね。
ちなみに温根湯観光協会のHPによりますと、この温泉の泉質と効能は以下のようです。
単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)で、
美肌の湯として愛されている。
美肌の湯として愛されている。
[ 主な効能 ]
(昭和60年5月1日:北海道衛生部調べ)
【浴用】
:適応症 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・ くじき・痔 疾・慢性消火器病・慢性皮膚病・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・慢性婦人病・冷え性・ 糖尿病。
:禁忌症 :急性疾患(特に熱がある場合)・悪性腫瘍・重い心臓病・呼吸不全・腎不全・ 出血性疾 患・活動性の結核・高度の貧血・皮膚粘膜の過敏な人特に光線過敏の人・その他一般に病勢進行中の疾 患・ 妊娠中(特に初期と末期)。
【飲用】
:適応症 :糖尿病・通風・便秘。
:禁忌症 :下痢の時。
(昭和60年5月1日:北海道衛生部調べ)
【浴用】
:適応症 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・ くじき・痔 疾・慢性消火器病・慢性皮膚病・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・慢性婦人病・冷え性・ 糖尿病。
:禁忌症 :急性疾患(特に熱がある場合)・悪性腫瘍・重い心臓病・呼吸不全・腎不全・ 出血性疾 患・活動性の結核・高度の貧血・皮膚粘膜の過敏な人特に光線過敏の人・その他一般に病勢進行中の疾 患・ 妊娠中(特に初期と末期)。
【飲用】
:適応症 :糖尿病・通風・便秘。
:禁忌症 :下痢の時。
2009年北海道★ハイウェイのオアシス
新千歳空港に着いた私たちはさっそく観光バスに乗り込みました。
これから4日間お世話になるバスです。
一日目の今日は観光の予定はなく、ただひたすらバスに乗っての移動日でありました。
目的地は温根湯温泉。
走行距離にして約300km!
途中でトイレ休憩に立ち寄るだけという行程でした。
と、いうことは楽しみは結局これしかなく・・・・・
さっそくですが、ぐいぐいいってます(笑)
おつまみは
食べかけですいません(爆)
バスは北海道縦貫自動車道つまり道央道を旭川方面に向かって快適に走行します。
まもなくして停車したのが砂川ハイウェイ・オアシス。
サービス・エリアみたいなものですが、結構おしゃれですね。
お土産もいっぱい売ってますが、ここは帰り道にも立ち寄る予定なのでお土産はパス。
そのかわりといってはなんですが、アイスクリームを買ってみました。
北海道ミックス300円。
夕張メロンとラベンダーの味だそうです。
実はこの日の北海道、3月の8日というまだまだ春には遠いはずなのに
意外なほど暖かい日でした。
今年はどこもそうですが、この北海道も春の訪れが早いようです。
と、いってもやはり北海道、外気温は2~3℃でしょうか。
暖かいバスに長時間揺られているとアイスクリームのような冷たいものに
食欲をそそられちゃいます。
それに北海道のアイスクリームっておいしいんですよね~。
ここ砂川ハイウェイ・オアシスには長時間ドライブにガマンしてきた子供たちも
楽しめるような施設がありました。
結構距離があるので楽しそうです。
雪で造ったカマクラや先日写真でお届けした雪で出来た熊さんもありました。
さあ、まだまだ長いバスの旅は続きます。
北海道ツアー旅行の場合、バスに乗る時間がやたらと長いわけですが
私たちは使い捨てできるような、安物のスリッパ(149円)を持参します。
これならバスの中も足が楽だし、帰りはゴミ箱にポイしてももったいなくありません。
あ、お見苦しいクツと私の足が見えちゃってますので、一回り縮小してお送りしました。
なんという細やかな心遣いでしょう(笑) ←自画自賛
高速道路を降り、バスは山へ山へと向かいます。
しばらくして層雲峡ロック・サイド・ホテルというところにバスは止まりました。
2度目のトイレ休憩です。
長いバスの旅。少なくとも2時間に1回はトイレ休憩をとってくれます。
見上げると雪に覆われた巨大な岩山が空を突くように佇んでいます。
それでもこの辺も例年にくらべて気温が少し高めに推移していたのでしょうか、
屋根の上の雪も今にも落ちそうなくらいになってます。
18時前にやっとバスは最初の宿泊地、温根湯温泉に着きました。
次回はホテルの食事と温泉のことを記事にしようかと思います。
ここには日本でも珍しい温泉がありましたよ。
2009年北海道★北の大地へ
例年にくらべてもやたらと早い春便りが各地から聞こえてくる3月初旬、
私たちはまだまだ冬の威厳を保ち続ける遥かなる北の大地へ向かうために
福岡空港に立っていた。
生れも生い立ちも違う4人の男達が、同じ職場に集ったという偶然から始まったこの旅に
4人の男達はそれぞれの思いを荷物に詰め込み、集結したのだ。
個性的な4人の男達に、ただ一つの共通点があった。
それは・・・・・
空港の阪●交通のブースで添乗員さんの説明を聞いた後、
出発の時間まで、空港レストランで旅行の無事を祈ってカンパーイ!
いきなり大ジョッキですかー!^_^;
ツマミも結構、ヘビーです^_^;
先輩、朝から飲んでいる人なんて、いませんよ~^_^;
なんか、飲み屋に来た雰囲気ですが、違いますからね~!
皆さん、今から旅行に行くんですよ~!
と、幹事のshimtyは叫ぼうとしたが、ビールと共に喉の奥へと流し込んでしまった。
だって、これが私たちの旅のスタイルですもん!(#^.^#)
安全祈願(?)を終え、搭乗口へ向かった「飲んだくれオヤジ4人組」は
きゃぴきゃぴと華やいだ空気を感じたのでした。
搭乗口に長蛇の列をなして待っていたのは修学旅行の女子高生の皆さん!
同じ飛行機に乗るそうです。
そういえば2年前も修学旅行生と一緒でした。
こらこら!飲んだくれのお一人、あんまりジロジロみちゃ、だめでしょ!(笑)
さあ、我々も飛行機に乗り込みます。
お昼の時間帯を機内で過ごす事になるため売店でお弁当を買い込んで乗り込みました。
やっぱり、ビールもありですか!!^_^;
お弁当は「明太子弁当」!やっぱり福岡といえばこれですよ!
私たち飲んだくれオヤジ4人組を乗せたボーイング777は順調に北を目指し、
13時過ぎに無事に北海道の新千歳空港に機体を降ろしました。
と、いうわけで、お酒臭い雰囲気を漂わせながらの北海道旅、
続きます!